IKEAのUSB充電器(https://www.ikea.com/jp/ja/catalog/products/60415025/)のスペックをまとめました。
1ポートの最大電流 | 2.4A |
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全ポートの最大出力 | 3.4A/17W |
ポート数 | 3つ |
コンセントのタイプ | 固定式 |
値段 | 1,299円+税 |
1ポートの最大出力が2.4Aあること、ポートが3つあること、その割に値段が安いことが他の製品より優れたところです。
その反面、1ポートに2.4A使ってしまうと、残りは1Aまでに制限され、高速充電に対応したスマホ・モバイルバッテリーが2台以上ある環境では充電時間が長くなってしまいます。
参考:2ポート同時に高速充電可能な商品
3年間ほど、PLANEXのUSB充電器「充電万能」 2000mA USB 2ポート充電器(PL-WUCHG03)を使っていたのですが、うっかりスマホを2台・最大出力以上で負荷がかかる状態で使ったところ、異常な発熱になりプラスチックが溶ける臭いがしました。
状況によっては火災事故になりかねない事態で、安全性の確保されていない製品を使うと危ないことを思い知りました。
以下のいずれかに該当する場合は、ただちに確認してください。
- スマホ・モバイルバッテリーの最大電流量が分からない
- USB充電器の最大出力電流が分からない
- 同時に複数個充電するときの消費電流量を確認していない
- 細い・断線している等、必要な電流要件を満たしていないケーブルの使用
一般的なモバイル機器の現時点の最大消費電流は2.4Aですので、全ポート2.4A出力可能な機器を利用するのも安全対策としてアリだと思います。
2016/07/23 追記
ずばりこれは「買い」か?
→残念ながら、他にもっと良い商品があり、最善の選択にはなりません。
良い点:コストパフォーマンスがよいこと。過電流による熱暴走がなく安全なこと。
悪い点:コンセントプラグの配置が悪く、コンパクトにまとまらないこと。
→ネット上にはこれを上回る性能・コストパフォーマンスの商品が出ています。
急速充電について:
最近のAndroid端末の中に、従来の高速充電の方法(電流Aアンペア数を高くするもの)ではない、QuickCharge 2.0 もしくは 3.0 と言われる規格の充電方式に対応したものがあります。
これは、電流A(アンペア)だけでなく、電圧V(ボルト)を高くかけてトータルの電力の量を増やす仕組みになっており、充電器・端末ともにQuickCharge 2.0 もしくは 3.0 に対応していて、かつ接続ケーブルに充電専用ではなく通信用ケーブルを使用したときに動作する仕組みになっています。
対応端末に付属していた専用充電器およびケーブルを使用すれば、基本的には従来の高速充電よりも早く充電することができます。
なお、QuickCharge 2.0 および 3.0 は、現時点で iPhone には採用されていません。
2016/12/24 追記
据え置き型のおすすめに加えて、持ち運びに便利なUSBチャージャーも紹介しておきます。↓これが一番コンパクトだと思います。